絞り込み
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ECサイトで希望の商品を探すとき、商品名(メインキーワード)を入力して検索すると、大量の商品が検索結果に表示されてしまい、その中から希望条件にマッチした商品を見つけ出すのには時間がかかってしまう場合があります。しかし、絞り込み機能を用いて検索すれば、希望条件に合った商品だけを検索結果に表示することが可能となります。
商品検索における絞り込みの設計はCVに影響する
ECサイトにおける絞り込み機能の有無、またはどのような設計を施しているかで、CVに大きな影響を与えます。絞り込み機能のあり方は、ユーザーの利便性・快適性に直結する問題だからです。
効果的に絞込み機能を設計するために意識すべきこと
ドリルダウン(絞り込み)の項目はユーザー目線を意識する
ドリルダウンの項目で良く出てくるものの1つに「カテゴリ」があります。このカテゴリ分けを機械的に行ってしまったりイマイチな分け方をしてまうと、ユーザーはどのカテゴリでドリルダウンをしていいか分からなかったり、目当ての商品がない要素でドリルダウンしてしまう可能性があります。
商品によってはどのカテゴリに分類していいか分からない場合もあります。しかしいずれかに分類しなければユーザーが商品に辿り着けなくなってしまうこともあります。
また、以前のドリルダウンは、複数の項目で絞り込んだ際に、絞り込み解除を一括でしか行えませんでした。例えば価格帯だけを解除したい場合でも、カテゴリも一緒に解除しなければならないという制約があり、ユーザーにとってとても不便な仕様でした。
ファセットカウントで余計なアクションを減らす
ドリルダウンの重要な機能の一つに、ファセットカウントがあります。これは、ある条件で絞り込み検索を行った際、該当する商品件数を表示できる機能です。
例えばレストラン検索において、東京のイタリアンレストランを検索した際に下記のように表示される数字を指します。
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東京(120)
→ 恵比寿(30)
→ 赤坂(18)
→ 六本木(24)
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ファセットカウントがあれば、ユーザーはドリルダウンの前に何件の商品が該当するかを把握できるため、候補数が少なく希望条件のものが含まれる可能性の低い結果を最初から確認しないというようにムダなアクションを減らすことができます。
ファセットカウントはそれ自体で完結するものではなく、絞り込みをより効果的なものにするためのサポート機能です。しかし、ファセットカウントがあるかないかでユーザーの利便性・快適性は大きく変わり、CV向上にも影響する大事なポイントになります。
除外機能設定で検索の労力を減らす
絞り込み条件に関しては、幅広い項目を選べることも大事ですが、同時に「選ばない」という選択肢も備える必要があります。
例えば、ドリルダウンに「除外機能」を設定することで、検索の際に不要な条件を除外することが可能です。これにより、検索後に再び条件を検討し直すユーザーの労力を減らすことができます。
カート機能や決済機能などで、画面遷移や操作を減らすことがユーザーの離脱を減らす点は広く認識されていますが、商品を選ぶというECにおけるメインの場面で、離脱を誘発するような検索が実装されているECサイトは少なくありません。
検索は実店舗における店員との会話と同じなので、自身が店員さんに商品について質問しているシーンを思い浮かべると、良い実装が浮かんでくるでしょう。
正確なマッチングをサポートするUIを意識する
ドリルダウンやファセットカウントは、そもそもきちんとマッチングができていないと、UIとして機能しません。
例えば、ファセットカウントで数字が表示されていても、中身が的はずれな候補だった場合、そのファセットカウントには何の意味もなしません。
また、ドリルダウンで特定のものを上位に表示する場合も、ユーザーにマッチしないものが上位表示されてしまうようなら、無い方が良いでしょう。
商品を容易に見つけられるようになるためには、マッチングが重要です。それを条件として入力できるようになる、もしくは入力が簡単になるUI設計がより良いと言えるでしょう。
「ZETA SEARCH」は絞り込み機能はもちろんのこと、「自由度×柔軟性」を追求し、圧倒的な高速性・処理能力とAIによる自動最適化により、顧客体験向上を実現している検索エンジンです。アパレル、家具・家電・日用品、BtoB問わず、国内大手ECに多数の導入実績を誇っています。
検索エンジン「ZETA SEARCH」導入による絞り込み対策事例
本メディア監修ZETA株式会社が提供する「ZETA SEARCH」導入における、絞り込み対策の事例を紹介します。
株式会社ユナイテッドアローズの事例

(https://zeta.inc/cx/case/unitedarrows-online)
複数軸の絞り込み検索によりユーザーの利便性向上を実現
検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入したことで、ストアブランド・カラー・シーンといった項目から複数軸での絞り込み検索を可能としました。これによりユーザーがイメージした商品と、より近い検索結果を表示することができ、スムースな購買体験の提供を実現しています。
株式会社ビームスの事例

(https://zeta.inc/press-release/products/beams201610/2016/1013)
商品カラー検索やスタッフのブログ・フォトログでの絞り込み検索を実現
ビームスが導入した検索エンジン「ZETA SEARCH」の絞り込み検索では、一覧で商品のカラーバリエーションを可視化できる商品カラー検索や、スタッフ名やブログ・フォトログでの絞り込み検索を可能としました。スタイリングから直感的に商品を絞り込めるようになり、ユーザーがコンテンツを回遊しやすい仕組みを作りました。

- 監修
- コマースとCXの
リーディングカンパニー
sponsored byZETA株式会社

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ZETA株式会社はEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」をはじめとして、EC利用者の体験を包括したマーケティングの実践をサポートする『ZETA CXシリーズ』の開発・提供に取り組んでいる企業です。アパレル、家具・家電・日用品、BtoB問わず、国内大手ECに多数の導入実績を誇っています。