BIツール
BIツールとは
BIツールとは、データや数値を抽出・分析し、グラフやチャートなど結果を出し、ECサイト運営の経営判断に活かすためのツールです。PDCAを回してユーザーの利便性向上のために改善を続けていくようなECサイトにおいて、このBIツールはとても重要な役割を果たすでしょう。
ECサイトにBIツールを導入するメリット
迅速な意思決定
BIツールはデータをリアルタイムで分析し、素早い意思決定を可能にします。これにより、変化するデータに対応するスピードが向上します。
専門スキルが不要
高度な専門知識やスキルは不要で、基本的な操作でデータ分析が可能です。直観的なインターフェースにより、誰でもデータを分析できます。
ビジュアライゼーション
データをグラフや図として表示し、状況の理解を容易にします。ダッシュボード機能により、データを一覧で簡潔に表示できます。
レポーティングの効率化
BIツールは、大量のデータを迅速に処理し、報告書や帳票を生成します。これにより、レポーティングにかかる時間と手間が大幅に削減されます。
現場レベルでの分析
セルフサービスBIツールにより、社員全員が日常的にデータ分析を行い、インサイトを得ることが可能です。これにより、さまざまな部門でのデータ活用が促進されます。
データの共有
BIツールはデータと分析結果の共有を容易にし、経営層と現場、異なる部門間での情報共有を促進します。
データドリブンな意思決定
BIツールにより、データとその分析結果から洞察を得て、次のステップを決定することが可能になります。
ECサイトにBIツールを導入するデメリット
スタッフの研修の必要性
BIツールは専門的な知識が不要であっても、正確なデータ入力と取り扱いに関する適切なルールを確立する必要があります。同時に、スタッフがBIツールの操作や分析方法、データの解釈を理解するための研修も欠かせません。これらの作業には一定の時間と労力がかかってしまいます。
コストが発生する
また、コストが発生することもデメリットの1つです。利用料やサーバーのレンタル費用などのランニングコストが発生し、導入形態によっては自社サーバーの購入費用や維持管理コストもかかります。コストの観点からも、事前に費用対効果を考え検討する必要があります。
ECサイトにおけるCX向上でまず取り組むべきこととは?
これまで蓄積したデータを今後の経営判断や課題解決に生かせるBIツールは、ECサイトの運営にも役立つ有益なツールです。自社に合ったツールを導入することで、問題点や課題を解決し、CX向上につなげることもできます。
その他、ECサイトのCX向上において改めて注目されている機能が「商品検索・サイト内検索機能」です。なぜならユーザーによる商品検索は、ユーザーとECサイトをつなぐ最初のコミュニケーションであり、ユーザーが自分の要求をダイレクトに入力しているときだからです。
つまり、検索機能を通したコミュニケーションが、ECサイトにおけるCX向上の第一歩であり、まずはここから対策すべきなのです。
本メディアでは、ZETA株式会社監修のもとECサイトにおける顧客体験(CX)向上における施策について詳しく解説しています。興味がある方はぜひ参考にしてください。

- 監修
- コマースとCXの
リーディングカンパニー
sponsored byZETA株式会社

ZETA株式会社はEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」をはじめとして、EC利用者の体験を包括したマーケティングの実践をサポートする『ZETA CXシリーズ』の開発・提供に取り組んでいる企業です。アパレル、家具・家電・日用品、BtoB問わず、国内大手ECに多数の導入実績を誇っています。