サジェスト
ECなどサイト内検索におけるサジェストとは、あるキーワード(商品名など)を検索窓に入力した際、ユーザーが検索しようとしているキーワードを補完して提案したり、関連するキーワードを同時に表示できたりする機能です。
例えばスペルがわからない英語のブランド名をカタカナで入れると候補を出してくれたり、「シャツ」と入力したら、同時に「5分袖」「7分袖」など関連するキーワードの表示を指します。
商品検索におけるサジェストの役割と効果
ECサイトにおけるサジェストの役割と効果にはどのようなものがあるのでしょうか。
効果的な離脱防止策になる
ECのサイト内検索で大事なことは、ユーザーに「不便を感じさせない」「飽きさせない」ことです。ユーザーが何らかのキーワードを入力した際、その横に関連のカテゴリ名を表示する機能を提供すれば、ユーザーの利便性を向上できます。
入力された文字から始まるキーワードの候補を、適切な順番で表示することは当然ですが、さらなる工夫でユーザーの利便性を高めることができます。
例えば、「どら」と入力されたときに、「ドライバー」とサジェストを出すだけでなく、ドライバー[ゴルフ]、ドライバー[DIY]といったように、商品カテゴリを同時に表示することで、より少ないアクションで目的の検索結果へと誘導することができるのです。
新たな需要を創出できる
サジェストは商品検索を便利にするだけでなく、新たな需要を掘り起こすのにも効果的です。例えば、サジェストで商品名やカテゴリを表示するだけでなく、商品画像、スペック、詳細情報まで表示すれば、ユーザーは「そうか、こういう商品もあるのか」と考え、購買意欲が掻き立てられます。
特に画像を一緒に表示する効果は大きく、ユーザーは文字情報と合わせて商品画像からイメージを膨らますことができるため具体的なニーズの喚起に繋がる可能性があります。
マーケティング戦略にも貢献できる
サジェストはサイト内での利便性向上だけでなく、マーケティング施策としても有効です。そもそも、サジェストは検索段階でいち早くユーザーにアプローチできる機会を得ています。キーワードボックス内に検索履歴を表示するなど、よりユーザーにパーソナライズした検索候補を設定することで、ユーザーの購買意欲を落とすことなく商品へ誘導することが可能となります。
効果を上げるためには工夫が必要ですが、サジェストが単なるUX向上だけでなく、ブランディングやマーケティング戦略にも貢献できる施策であるのは間違いありません。
「ZETA SEARCH」はサジェスト機能はもちろんのこと、「自由度×柔軟性」を追求し、圧倒的な高速性・処理能力とAIによる自動最適化により、顧客体験向上を実現している検索エンジンです。アパレル、家具・家電・日用品、BtoB問わず、国内大手ECに多数の導入実績を誇っています。
検索エンジン「ZETA SEARCH」導入によるサジェスト対策事例
本メディア監修ZETA株式会社が提供する「ZETA SEARCH」導入における、サジェスト対策の事例を紹介します。
株式会社バロックジャパンリミテッドの事例

(https://zetacx.com/case/baroque-japan-limited-sheltter-webstore)
充実したサジェスト機能によりユーザーのスムーズな商品探しを実現
検索エンジン「ZETA SEARCH」のサジェスト機能が充実したことで、サイト内検索の速度が上がり、絞り込み精度も向上。検索窓にカーソルを合わせると「よく検索されているおすすめキーワード」や「その関連商品画像・ブランド・価格」が表示されるため、ユーザーは直感的に迷うことなく操作が可能。自分が探している商品までストレスなくにたどり着かせることを可能としました。
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- 監修
- コマースとCXの
リーディングカンパニー
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ZETA株式会社はEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」をはじめとして、EC利用者の体験を包括したマーケティングの実践をサポートする『ZETA CXシリーズ』の開発・提供に取り組んでいる企業です。アパレル、家具・家電・日用品、BtoB問わず、国内大手ECに多数の導入実績を誇っています。