EFOツール
登録や問い合わせなどサイトの入力フォームを最適化できるEFOツール。ここでは、ECサイトのCX向上にも役立つEFOツールの特徴やメリットについて紹介します。入力フォームの最適化に悩んでいるEC運営者の方は、ぜひご一読ください。
EFOとは
EFOツールは、Webサイトの入力フォームをユーザーにとって使いやすくするためのツールです。会員登録や問い合わせといったフォーム入力は、どのWebサイトにも存在しますが、ユーザーにとって使いにくいフォームはストレスとなり、離脱につながる可能性があります。
入力のしづらさが離脱の原因にならないよう、わかりやすいラベルの設定や、未入力欄のポップアップ表示、誤字の指摘など、入力しやすくなる機能を設定することで入力フォームを最適化することが可能です。
他にもEFOツールでは、入力内容のヒントを表示したり、住所を自動検索したり、アクションボタンの大きさを調整できるなど、入力フォームの利便性を高めるさまざまな機能があります。
ECサイトにEFOツールを導入するメリット
フォームの最適化によりユーザーの離脱を防止できる
EFOツールを導入するメリットの一つは、ユーザーの途中離脱を防止できることです。リード顧客として会員登録や問い合わせまで誘導することができたにも関わらず、入力フォームが不便なことによって離脱されてしまっては意味がありません。EFOツールの導入によって入力フォームを最適化し、ユーザーの利便性を向上すれば離脱を防止できます。
なお、入力フォームを最適化するポイントの一つは、フォームを見やすくし、入力完了までの手順をシンプルにすることです。
コンバージョン率(CVR)向上にも期待できる
EFOツールの活用で離脱を防止できるということは、コンバージョン率(CVR)の向上も期待できます。EFOツールによる入力フォームの最適化で、ユーザーの利便性やCX(顧客体験)を改善できるため、成果につながる割合も高くなるのです。
このように、EFOツールは獲得したリード(見込み客)をできるだけ多く成果につなげるためのサポートツールとして、特にネットビジネスのCVRに大きく影響する入力フォームをEFOが支えています。
ECサイトにEFOツールを導入するデメリット
サイト全体のアップデートが必要
EFOツールを導入すると、入力フォームのデザインが変わることがあります。これにより、サイト全体のアップデートが必要になる可能性があります。そのため、事前にサイト改修のための人員やスケジュールを準備することが大切です。
またツールとWebサイトとの相性が悪い場合、システム障害が起きる可能性もあります。機会損失に繋がることもあるため、セキュリティや安定性を十分に検討する必要があるでしょう。
すぐに入力フォームが最適化されるわけではない
EFOツールを導入しても、入力フォームがすぐに最適化されるわけではありません。最適化にはデータ分析や改善策の立案が必要となり、数か月間にわたる検証と改善作業を繰り返し、長期的な視点で運用する必要があります。
ECサイトの施策でまず取り組むべきこととは?
EFOツールを用いて入力フォームの最適化が図れても、肝心のECサイト自体のユーザビリティが悪くては、入力フォーム画面へと誘導することは難しいでしょう。
ユーザビリティ向上に向けた施策すべきこととして近年注目されているのが、ECサイトの顧客体験(CX)向上です。これは、ECサイトを訪れたユーザーが迷わず目的の製品にたどり着けたり、漠然と商品を探しているユーザーに対してマッチした商品の提案をしたりなど、ECサイトを通してワクワクするような購買体験を提供する施策です。
本メディアでは、ZETA株式会社監修のもと、ECサイトの顧客体験(CX)向上における施策について詳しく解説しています。興味がある方はぜひ参考にしてください。

- 監修
- コマースとCXの
リーディングカンパニー
sponsored byZETA株式会社

ZETA株式会社はEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」をはじめとして、EC利用者の体験を包括したマーケティングの実践をサポートする『ZETA CXシリーズ』の開発・提供に取り組んでいる企業です。アパレル、家具・家電・日用品、BtoB問わず、国内大手ECに多数の導入実績を誇っています。